​第78回春季関東地区高校野球茨城県大会は4日、J:COMスタジアム土浦で決勝戦が行われ、土浦日大が8-0で水城を圧倒した。土浦日大の春季県大会優勝は、1997年以来29年ぶり4度目。優勝した土浦日大と準優勝の水城は、16日から千葉県で開催される関東大会に出場する。

​■ スコアボード


     1 2 3 4 5 6 7 8 9   計
水  城 0 0 0 0 0 0 0 0 0 | 0
土浦日大 0 1 2 3 0 1 0 1 X | 8



  • バッテリー
    • 水城: 大川、栗林、三柴 - (捕手)
    • 土浦日大: 嶋、園山、船坂、板橋、角岡、小池 - 吉田

​■ 序盤から主導権を握った15安打の猛打

​土浦日大は2回裏、無死満塁の絶好のチャンスを作ると、7番・河津直登の中前打で鮮やかに先制。3回には5番・林悠哉の右前打と、6番DH・桐山輝琉の右犠飛で2点を追加し、徐々にリードを広げた。その後も攻撃の手を緩めず、終わってみればチーム計15安打を集めて8得点。

​「相手に先制点を取られると波に乗られてしまう。自分たちが先に点を取り、前半のうちに流れをつくれたことが大きい」と小菅勲監督が振り返った通り、終始土浦日大のペースで試合が進んだ。

​■ 6人の継投策で水城打線を沈黙させる

​投げては、先発の嶋を皮切りに、エース・小池へと繋ぐ圧巻の6投手リレーを披露。今大会4試合すべてを1点差で勝ち上がってきた粘り強い水城打線を、わずか「1安打」無失点に封じ込めた。

​また、守備の要である3番・捕手の吉田惺南の存在感も際立った。打撃で5打数3安打1犠飛と活躍しただけでなく、4回と8回には牽制で走者を刺殺。小菅監督も「冷静に状況を読む力があり、俯瞰して見る目を持っている」と絶賛する好守備で投手陣を助けた。

​春から出場機会を掴んだ新戦力の台頭も著しい土浦日大。投打に分厚い層を見せつけた王者が、千葉での関東大会に挑む。

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