1 砂漠のマスカレード ★ :2021/05/15(土) 23:00:07.82 ID:CAP_USER9.net

<巨人5-3阪神>◇15日◇東京ドーム

チョーすごい! 阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(22)が通算2000試合を迎えた「伝統の一戦」であの長嶋を超えた。巨人戦で全て二塁打で2度目の3安打をマーク。初回は先制、3回は一時逆転の肩書付きだった。新人4番が「伝統の一戦」で猛打賞は過去に巨人長嶋だけで、3長打と3打点は史上初めて。逆転負けで連勝は4で止まったが、打率を2割8分まで上昇させたテルでカード勝ち越しを狙う。

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2000回目の「伝統の一戦」の終わりを佐藤輝はネクストバッタースサークルで迎えた。2点差。9回2死満塁。最後まで分からない熱闘は、3番マルテの遊ゴロで幕を下ろした。

メモリアルゲームにふさわしい一進一退の攻防を演出した。1点を勝ち越された直後の3回1死一、二塁。サンチェスの135キロカーブを右中間へはじき返した。ワンバウンドでフェンスへ到達する間に2走者が生還。「しっかり変化球に対応できた」。一時逆転となる適時打に二塁ベース上で両手を挙げた。

初回は左中間へ先制の適時二塁打、8回にも左腕中川のスライダーを右翼線にはじき返す二塁打を放った。全3打点をたたき出し3二塁打でプロ2度目の猛打賞となった。「伝統の一戦」で新人が4番を務めて3安打は58年の巨人長嶋と今回の佐藤輝だけで、3長打と3打点は史上初めて。歴史的な活躍となった。

「4番っていう、ランナーがいる場面で回ってくることが多いので、しっかり準備して、ランナーをかえすのが仕事だと思うので、継続してやっていきたい」

離脱中の大山に代わり、4番に入った8試合で打率3割6分7厘と打ちまくる。矢野監督も「中身もしっかりある。状態も上がってきている感じもするし、場面的にもいい場面で打てているんでね」と評価。18試合連続出塁で、打率を開幕直後を除いて自己最高の2割8分まで押し上げた。

特別な試合で打ってこそ、スターの証明だ。通算500試合目では王貞治がサイクル安打。同1500試合目は松井秀喜が逆転3ランを放っている。節目で活躍したルーキーに指揮官は「プロとして大事な部分。もっともっと、みんなの期待を超えていくようなことをやっていってくれるんじゃないかな」。1441試合を消化した99年3月13日に生まれた22歳が、歴史のバトンをつないだ。

巨人戦1094敗目を、ただの負けでは終わらせない。引き分けを挟んでの連勝は4でストップ。2位巨人とのゲーム差は3・5に縮まったが、緊迫感ある一戦は大きな経験値となったはずだ。すでに宿敵への特別な思いを秘める怪物ルーキーは「絶対勝って、絶対勝ち越して帰ります」と力強い。これから先も語り継がれるだろう、2021年5月15日。新時代の主役は佐藤輝明だと証明し、次の一戦へ前を向いた。【中野椋】

▼佐藤輝が二塁打を3本放って3打点。佐藤輝の猛打賞は4月24日DeNA戦以来2度目で、1試合3長打は初めて。プロ野球初年度の36年を除き、巨人-阪神戦で新人4番打者の猛打賞は58年長嶋(巨人)が9月6日と同20日に記録して以来2人目となり、阪神では初。新人4番打者の3長打と3打点は長嶋もやっておらず、巨人-阪神戦史上初めてだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5b05d14c2ff581175295c612b12c98b521d093b9
5/15(土) 22:16配信


(出典 Youtube)

【猛打賞】阪神・佐藤輝「3安打3打点」全打席ハイライト【プロ野球ニュース】2021/5/15


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